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技術者の企画力/先行提案力強化

背景

研究開発のスタイルは、企業によりさまざまなパターンがあります。一般的には、“What”を企画が担当し、“How to”を技術が担当する場合が多いようです。厳しくなる顧客要求、不透明化する顧客ニーズの中で、技術者には今まで以上に高い専門性を踏まえた技術ブレークスルー能力が求められています。このような厳しい環境下で研究開発を推進して行くために、「企画」と「技術」の機能分担型のスタイルから、技術がより企画に入り込んだ形での研究開発推進体制へと、変革が求められています。

しかし、実際の現場では、

    ・技術者の企画力向上は課題として認識されているが、それを実現させる行動には結びついていない
    ・技術者が自ら企画に関するアクションをするというという認識が薄い
    ・技術者への企画力強化教育が不十分


・フォロー業務や派生製品開発、製品改良が多く、先行研究開発業務へのパワーシフトが不十分
といった問題が発生しています。以上を踏まえ当プログラムでは、技術者自身を変えることと、それらをサポートする支援スタッフの強化の2方向から「技術者の企画力強化」を実現します。



コンサルティングの視点 -Viewpoint-

将来テーマの質を変える

よくある振るい落とし型のテーマ評価による企画立案では、斬新さに欠け当たり前で、容易に内容判断できるテーマが高い評価を受ける傾向があります。テーマの選定では、顧客の顕在/潜在ニーズ、自社の既存/新規技術から、最高の顧客提供価値を発掘し育て上げながら検討します。その際、大きく未来に振った状態を想定し、現実解を検討する「未来立脚法」などを使用します。


企画・構想/開発設計プロセスを変える

企画・構想検討時に、「顧客提供価値検討フェーズ」を設定することが、企画の質を向上させるのに有効です。過去、現在、そして将来に向けてお客さまにどんな価値を提供してきたか、更にこれからはどのようにしていこうとしているのかを検討することで、企画の中でのねらいがより明確になります。


• 組織力を活用して企画法、仕事のやり方を変える

チームミーティング等組織力を活用し企画のやり方、日々の仕事の遂行を効果的、効率的に推進する能力を強化します。ポイントは企画と計画の“見える化”状態づくりと、その環境下での有効な議論です。これにより、企画完成度の向上、研究開発の質の向上とスピードアップをはかります。検討では、「テーマのアイデア出し」「課題シャワー(*)」による潜在能力の有効活用」「顧客提供価値検討」「技術伝承」などを行います。

*ある目的=目標実現に向けて実施すべきこと(課題)を、解の有無に関わらずインプットする行為。


• 技術企画の質を変える

企画の質を変えるために、技術ロードマッピングを通じて技術企画を検討します。技術ロードマップ作成では以下の4点が重要になります。
・未来起点からの技術企画検討
・ロードマップ項目の工夫(技術、製品、マネジメント等)
・顧客起点のベンチマーク
・ロードマップのメンテナンス体制の構築と組織展開


このプログラムの進め方 - Consulting Step -

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