最近のモノづくり実態調査結果では、モノづくり改革における重点項目で「コスト力の向上(78%)」が第1位となっています。一方で、現在の問題点として「生産性が向上していない(64%)」が最上位に挙げられていることから、製造現場の力といえる生産性向上活動に不満のある企業が多数存在していると考えられます。
生産性向上活動推進における問題点として、単なるムダの排除や成功事例の模倣など場当たり的な改善で成果に結びついているか分からない、改善案は検討するが実行スピードが遅い、ということをよく耳にします。これらは、「どのような視点で現場を見て、ロスが、どこに、どれだけあり、どれだけ改善できるか」「改善実行計画において、いつまでに、誰が、何を、どのようにして行うか」が不明確なことが原因と考えられ、「ロス構造の見える化」「改善実施状況の見える化」が生産性向上活動推進の鍵となります。
生産性向上余地は「M:メソッド面」、「P:パフォーマンス面」、「U:ユーティライゼーション面」の3つの側面から把握します。
具体的には、
という視点から、各職場の特性を考慮したロス区分を定義し、ロスを定量化します。
●ロス構造の見える化と改善方向
仮説化したロスを定量化し、ロス構造を明確化した上で、改善方向を決定します。JMACでは、各職場の特性を考慮し、IEを中心とした最適な分析手法によりロスを定量化します。現場で起こっている事実を定量化し「ロス構造の見える化」により、改善方向の優先順位を決定して改善案を検討します。
●実行性が高い実施計画とマネジメント体制の構築
改善の実施段階では、良い実行計画を作成し、進捗を管理することが重要となります。良い改善案を計画しても、実行されなければ意味がありません。また環境変化が激しい状況では、タイミングが遅れることも許されません。JMACでは、確実に実行できる計画作成のご支援と、「改善進捗状況の見える化」をとおして、マネジメント体制構築のご支援をいたします。
Phase1:改善マスタープラン作成の推進ステップ(2~3ヶ月)
JMACでは、お客様の事業、製品、生産方式、作業方法、職場環境などの特性や、これまでの活動状況、推進体制を踏まえ、自主的で継続的な生産性向上活動を実現できる支援をいたします。
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