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コストハーフ(コスト1/2計画)

背景
近年、商品サイクルの短縮化に伴い、商品開発のスピードアップが求められています。その弊害で品質問題が頻発しており、また、コスト問題への対応についても後手にまわっている企業が多いように思われます。コスト目標は未達成だが、納期が間に合わないので、リリースしなければならないというのが象徴的な現象です。従来のように商品サイクルが長ければ、量産段階でのコストダウンも可能でしたが、現在はその対応は難しく、結局売上目標は達成できたが、利益目標は達成できなかったという結果に陥っている企業が多く見られます。
そのような中で求められるのは、個別商品開発の中でのコストダウンのみならず、コスト体質から変えていくという取り組みです。コスト体質を変えるということは、事業や人の整理といういわゆるリストラを実施することで一時的に良くすることではなく、コストを発生させる要因を変えていくということが鍵になります。


コンサルティングの視点 -Viewpoint-

体質からのコスト革新

コストハーフプログラムは、“体質からのコスト革新”を狙いとしたコスト革新活動です。体質からのコスト革新とは、「固定費及び変動費をコストミニマムの水準で実現すると共に、市場環境の変化に応じて常にコスト競争力を維持する状態を作り出す」ことを基本的な考え方としています。これにより、一過性のコストダウンに頼らない、強いコスト体質を実現することを狙います。


固定費と変動費削減のための「2ウェイアクション」

コストハーフプログラムでは、体質からのコスト革新を実現する為に、多元的デザインによる根本からの総コスト低減アクションを行います。製品/製品群に関するコスト(変動費)に対しては「モノコストハーフ」アプローチを、事業部/全体的なコスト(固定費)に対しては「プロセスコストハーフ」アプローチを適用し、「2ウェイアクション」を同時並行で推進することにより総コスト低減を図っていきます。



コストダウンからコスト開発へ

多くの企業で行われている、コストダウンアイデア出しによるコストダウンには限界感が見られます。
コストハーフプログラムでは、場当たり的なコストダウンアイデアを出すのではなく、まず「どこに、どれだけ、なぜ、コストが発生しているのか?」(コスト発生要因)を徹底追究します。この要因を変えなければコスト体質は変わらないからです。コスト発生要因を明確にした後、コスト目標達成のためのコストハーフシナリオを作成します。コストハーフシナリオとは、「コスト目標達成の為の必要条件と実現課題」であり、これを実現すればコスト体質が改革できるシナリオです。



このプログラムの進め方 - Consulting Step -



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