技術ロードマップは下記のような狙いを持って構築されています。
しかし、現状は下記のような実態が多々見受けられています。
・先行開発が組織的に推進できない、遅延する
目の前の研究開発・設計に追われ、先行開発、人材育成等に手が回らない
どのように先行開発を進めていけばよいか困っている
・中期計画を立案するが、絵に描いた餅になっている
金額中心、決裁のための中期計画になっておりうまく活用できず、
構築後は翌年まで引き出しの中に入ってしまったままになっている
・技術ロードマップを作成したが、日常業務と乖離している
トップ、スタッフ中心の技術ロードマップ作成になっており、末端まで浸透していない。
コンサルティングの視点 -Viewpoint-
未来構想起点
現状の積み上げや、専門誌をそのまま転載するような技術ロードマップでは革新は起こせません。市場、競合、顧客ニーズをふまえた上で、ストレッチした未来構想を起点に技術ロードマップを構築します。
技術ロードマップで何を革新したいのか?
貴社では技術ロードマップ構築を通じて、何を革新したいのでしょうか。先行開発の推進、開発プラットフォーム構築/モジュール化の推進、他社の出方を想定した商品企画先取り、技術人材育成・・・、様々な目的があると思います。技術ロードマップ構築活動では、貴社が実現したいことを技術ロードマップの縦軸に位置づけて検討を進めます。
顧客起点のベンチマーク
貴社の強み、弱みは何でしょうか。自社で考えていることは、必ずしも顧客が考えていること、期待していることと一致しません。顧客に素直に聞くことも技術ロードマップを通じて革新したいことです。
メンテナンス体制の構築と組織展開
技術ロードマップを構築して安心してはいけません。そこからがスタートです。メンテナンス体制と組織末端への展開を図り、組織的なイノベーションを巻き起こすことも重要です。
このプログラムの進め方 -Consulting Step -
コンサルタントの役割
1.視点・手順に沿って技術ロードマップ作成をガイドする。
→ロードマップ検討必須項目のヌケモレを防止する。
2.高い目標設定をガイドすることで、気付きを与える。
→気付きが一番の革新トリガー。
3.競合、他業種のベストプラクティス情報をもとに議論し、これまでに無い施策を抽出していただく。
→業種を越えたベストプラクティスの開発革新情報からの協創。
4.その業種特有の市場、業界情報起点での議論を通じて、地に足の着いたロードマップの検討を行う。
→顧客特性に合せる。あまりに跳んだ検討はやる気に繋がらない。
5.技術ロードマップ施策の対投資効果を金額換算につなげる
→技術者の最も苦手なところ。トップアピールにつなげる。
6.具体的なアクションプランまでの落とし込みと推進支援、仕組み化。
→リッチスタッフ構築支援と連動。
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